しかし、私たちの看板商品である“とろ”青魚缶詰シリーズは、そういった加工原料ではなく、寿司屋や料亭に出せるほどの品質の高い魚を原料とし、旬の脂ののった魚が獲れる時期に合わせ、年間(販売)分を数日間だけで一気に限定生産しています。しかも『とろ青魚缶』として、「鮮度」「サイズ」「脂ののり」が、その年の最高の品質であると判断できたものしか使いませんので、「とろ青魚缶にふさわしい魚が手に入らなければ、今年は減産(注1)もやむを得ない」という覚悟をもって、いわばバクチのような生産の判断をします。
(注1:商品によっては、生産量が前年比1/3以下という年もあったほどです。)
自然のものを相手に…しかも素材にこだわるということは、非常にリスクのある行為です。
それでも私たちが徹底して品質にこだわり続ける理由は、たった一つ、「旬の青魚が持つ、最高の美味しさ」を知っていただきたいからです。
そして千葉産直の缶詰が、缶詰の先入観をくつがえるきっかけになれば、作り手冥利に尽きます。
千葉産直の「とろ青魚缶」シリーズは、100年続く商品を目指していきます。
株式会社千葉産直サービス代表取締役 冨田 正和



























6月下旬~8月前後(or 1月前後)に、銚子港に水揚げされるマイワシだけに限定し、
9月中旬~10月下旬前後に、北海道から三陸沖(北部)の漁場で水揚げされる、脂がのって美味しい、良質なサイズの秋刀魚を限定して使用します。
12月前後(目安)に、日本太平洋海域で水揚げされる秋冬のサバ(マサバ主体)の中から[平均]約350-500g以上のものを厳選。














